
防災バッグを準備する時に迷いやすいのが、子どもの着替えです。
「何セット入れたらいい?」
「夏と冬で変えた方がいい?」
「服を入れすぎると重くなりそう」
と悩む家庭も多いと思います。
子どもは、大人より汗をかきやすかったり、雨や泥で服を汚したり、避難先で急に着替えが必要になったりすることがあります。
一方で、防災バッグに何日分もの服を入れると、バッグが重くなって持ち出しにくくなります。
この記事では、子どもの防災バッグに入れる着替えの目安と、季節ごとの入れ替え方をまとめます。
結論|防災バッグには「1セット+下着と靴下の予備」が目安
子どもの防災バッグに入れる着替えは、まずは1回分の上下セットを基本に考えると準備しやすいです。
さらに、
- 下着:1〜2枚
- 靴下:1〜2足
- タオル:1枚
- 羽織れる服:1枚
を足しておくと、急な雨、汗、汚れ、冷えなどに対応しやすくなります。
防災バッグは避難する時に持ち出す物なので、何日分もの衣類を詰め込むよりも、「最低限すぐ着替えられる分」を入れておく方が現実的です。
残りの衣類は、自宅に備蓄しておく分として、別の箱や収納ケースにまとめておくと安心です。
子どもの防災バッグに入れたい着替えの基本セット
まずは、次の物を一つの袋にまとめて入れておきましょう。
基本の着替えセット
- 上の服:1枚
- ズボン・スカートなど:1枚
- 下着:1〜2枚
- 靴下:1〜2足
- 薄手の上着:1枚
- ハンドタオルまたはフェイスタオル:1枚
- マスク:数枚
- 汚れた服を入れるビニール袋:2〜3枚
服は、子どもが普段から着慣れている物がおすすめです。
避難先では、慣れない服や着心地の悪い服がストレスになることもあります。
新しく買った服よりも、普段着ているTシャツや動きやすいズボンの方が、子どもも安心しやすいでしょう。
着替えは圧縮しすぎない方が取り出しやすい
防災バッグの中で服がかさばると、圧縮袋を使いたくなるかもしれません。
ただし、空気を抜くタイプの圧縮袋は、避難先で開けた後に元の大きさへ戻りやすく、再びしまいにくいことがあります。
子どもの着替えは、
- 大きめのジッパー付き袋
- 中身が見えるポーチ
- 旅行用の衣類ケース
- 防水できる袋
などにまとめると、使いやすくなります。
「着替え」「下着」「靴下」と分けて入れるよりも、1回分を1セットにしておくと、急いでいる時にも取り出しやすくなります。
たとえば、
Tシャツ・ズボン・下着・靴下を1袋にまとめる
という形です。
子どもが自分で着替える年齢なら、「この袋が自分の着替えだよ」と伝えておくのもおすすめです。
夏の防災バッグ|汗・雨・冷えに備える
夏は暑さが気になりますが、台風や大雨の時は、濡れた服のままだと体が冷えることもあります。
夏の防災バッグでは、汗や雨で着替えることを考えておくと安心です。
夏に入れておきたい服
- 半袖Tシャツ
- 薄手のズボン、または動きやすい短パン
- 下着:2枚あると安心
- 靴下:2足
- 薄手のパーカーやカーディガン
- 汗を拭くタオル
- 冷房対策にも使える薄い羽織り
夏は半袖だけで準備しがちですが、避難所や車の中では冷房が強く感じる場合もあります。
薄手でもいいので、腕や肩を隠せる服を1枚入れておくと安心です。
春・秋の防災バッグ|重ね着しやすい服を選ぶ
春や秋は、昼と夜で気温差が大きくなりやすい季節です。
防災バッグには、1枚で暖かい厚手の服よりも、脱いだり着たりしやすい服を入れると使いやすくなります。
春・秋に入れておきたい服
- 長袖Tシャツ
- 動きやすい長ズボン
- 下着:1〜2枚
- 靴下:1〜2足
- 薄手のパーカー、カーディガン、トレーナー
- タオル
- 雨で濡れた物を入れる袋
特に台風の時期は、気温が高くても雨で体が冷えることがあります。
「暑いかもしれないから半袖だけ」でなく、重ね着できる服を一つ入れておくと安心です。
冬の防災バッグ|厚手の服を入れすぎない工夫
冬は防寒着をたくさん入れたくなりますが、厚手の服ばかりだとバッグがすぐ重くなってしまいます。
防災バッグには、かさばりにくい物を中心に入れ、厚手の上着は普段着て避難することも考えておくといいでしょう。
冬に入れておきたい服
- 長袖の肌着
- 長袖Tシャツやトレーナー
- 長ズボン
- 下着:1〜2枚
- 厚手の靴下:1〜2足
- ネックウォーマー
- 手袋
- 使い捨てカイロ
- 小さくたためるブランケット
避難する時に寒い場合は、コートやダウンジャケットは着て移動する方が、バッグの中を圧迫しにくくなります。
冬用の着替えは、季節が変わる前に入れ替えておくことが大切です。
雨の日にあると助かる物も一緒に入れる
台風や大雨で避難する場合は、着替えだけでなく、濡れた時に困らない物も一緒にあると安心です。
- レインコートやポンチョ
- 折りたたみ傘
- タオル
- ビニール袋
- ジッパー付き袋
- 替えの靴下
- 小さなレジャーシート
- 防水できる袋
子どもは傘をうまく使えなかったり、両手がふさがったりすることがあります。
避難する時は、子ども用には傘よりレインコートやポンチョの方が動きやすい場合もあります。
ただし、強い風が吹いている時は、傘やレインコートだけで外へ出ようとせず、自治体の避難情報を確認しながら、安全に動けるうちに避難することが大切です。
年齢別に少し足しておきたい物
子どもの年齢によって、必要な物は変わります。
乳幼児がいる家庭
- おむつ
- おしりふき
- おむつを入れる袋
- 着替え:1〜2セット
- よだれかけ
- ミルク・哺乳瓶
- 離乳食
- お気に入りの小さなタオルやぬいぐるみ
乳幼児は、汚れや汗などで着替えが必要になることが多いため、少し多めに用意しておくと安心です。
幼児・小学生がいる家庭
- 上下の着替え:1セット
- 下着・靴下の予備
- 羽織れる服
- タオル
- マスク
- 名前と連絡先を書いたカード
- 好きなお菓子や小さな暇つぶしグッズ
小学生くらいになれば、自分の着替え袋を持てる子もいます。
ただし、水や食べ物まで入れると重くなりすぎるため、子どものバッグには軽い物を中心に入れましょう。
自宅には「防災バッグとは別の着替え」を置いておこう
避難所へ行く場合だけでなく、停電や断水で自宅にとどまる場合にも、着替えは必要になります。
そのため、防災バッグとは別に、自宅用の衣類を少し備えておくと安心です。
目安としては、子ども1人につき、
- 上の服:2〜3枚
- ズボンなど:2枚
- 下着:3枚程度
- 靴下:3足程度
- 季節に合った羽織り:1枚
- タオル:数枚
を、収納ケースや防水袋などにまとめておく方法があります。
普段着のサイズが変わった時や、季節が変わった時に入れ替えるようにしましょう。
「防災専用に新品を買わなければ」と考えなくても、サイズアウト前のきれいな服や、少し大きめの普段着を使っても大丈夫です。
半年ごとに見直したいポイント
子どもの服は、思っているより早くサイズが変わります。
防災バッグの着替えも、半年に一度くらいを目安に見直しておくと安心です。
見直す時は、次のことを確認しましょう。
- 今の子どものサイズに合っているか
- 季節に合った服が入っているか
- 下着や靴下が傷んでいないか
- タオルが湿気たり、におったりしていないか
- マスクのサイズが合っているか
- ビニール袋やジッパー付き袋が破れていないか
- 子どもが自分で着られる服か
防災の日、衣替えの時期、子どもの誕生日など、家族で覚えやすい日を見直す日に決めておくと続けやすいです。
まとめ|着替えは「すぐ使う1セット」と「自宅の予備」に分けよう
子どもの防災バッグに入れる着替えは、たくさん詰め込むよりも、すぐ使える1セットを分かりやすくまとめることが大切です。
基本は、
- 上下の服:1セット
- 下着:1〜2枚
- 靴下:1〜2足
- 羽織れる服:1枚
- タオルとビニール袋
を目安にしてみましょう。
さらに、自宅には防災バッグとは別に、数日分の着替えを備えておくと安心です。
季節や子どもの成長に合わせて、半年ごとに中身を見直せば、いざという時にも使いやすい防災バッグになります。
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